視力が悪いけどスポーツを行いたいと思う人は大勢います。
スポーツを行っているのであれば眼鏡よりもコンタクトレンズの方が良いのは言うまでもありません。
ですが眼鏡も決して悪いものではありません。
維持費という観点から言えば、眼鏡はとても素晴らしいものになりますが、スポーツシーンでとなると眼鏡はどうしても「邪魔」に感じてしまうものです。
眼鏡を装着していると、パフォーマンスだけに集中する事が出来ません。
「眼鏡が外れないように」と考えなければなりませんし、ずれたら直さなければなりません。
本来であれば一挙手一投足のすべてをパフォーマンスだけに集中したいものの、眼鏡の事まで気にしなければなりません。
スポーツ選手に眼鏡を装着している人があまりいないのはそのためですし、かつて名捕手・監督として活躍した古田敦也さんは、プロ野球に入団する際は能力は買われていたものの、「眼鏡だから」という事で指名されず、結局は社会人経由でプロ野球の世界に入りました。
その後の活躍はわざわざ説明するまでもないのですが、眼鏡で活躍しているスポーツ選手は後にも先にもなかなかいません。
大抵は装着感を軽減したいとか、あるいはずれるのを防止したり、眼鏡を気にせずにパフォーマンスだけに集中したいという事でコンタクトレンズにしているのです。
体同士が接触するような競技であれば眼鏡では不安です。
仮にですが、眼鏡が破損するような状況になってしまったら視界云々の話ではなくなってしまうのです。
また、個人競技であっても眼鏡は装着しているだけでどうしても「付けている」と意識させられてしまいます。
余計な気を使いたくないとの事でコンタクトレンズにしているアスリートは枚挙に暇がありません。
眼鏡の場合、耳と鼻に引っ掛けているだけですのでどうしてもずれてしまいます。
読書や仕事であれば眼鏡で十分かと思いますが、体を動かすとなるとコンタクトレンズの方が密着感がありますし、ずれる心配もそうそうありません。
もちろんコンタクトレンズも外れてしまう事もありますが、余程の激突等でなければそのような事にはなりませんので、スポーツでよりパフォーマンスを!と考えているのであれば、眼鏡よりもコンタクトレンズの方が良いのです。
水泳では?と疑問に思われる方もおられるかもしれませんが、既にゴーグルにコンタクトレンズが内臓されているタイプのものもありますので、目が悪い人であっても、心置きなく水泳を楽しめますので安心出来るでしょう。
最終更新日 2025年6月18日