【長田氏に聞く】資産運用を始めるときに証券会社を選ぶポイント

老後の生活をゆとりあるものにするため、資産運用を始める人は以前に比べると増えました。

特に20代から30代の若い世代で始める人は増えており、昔に比べたら一般的になったと言っても過言ではありません。

まだ始めていない人の中にも、資産運用に興味を持つ人は増加しています。

現在注目を集めている資産運用には様々な手段がありますが、利用者が多いのは株式投資や投資信託です。

比較的少ない資金で始められたりリスクの低い方法が好まれ、安心感を感じられる手段が選ばれています。

長田雄次氏の証券会社選びのアドバイス

それぞれの手段にあるメリット・デメリットを知りたいなら、資産運用について証券会社で相談してみましょう。

しかし相談する証券会社は、慎重に選ばなければいけません。

相談したから必ず口座を開設し資産運用を始める必要はないものの、長い付き合いの始まりになるかもしれません。

一口に言ってもそれぞれの会社で特徴は大きく違うので、ある程度は最初に絞り込んでから相談に行くのがベストだと、株式投資の専門家である長田雄次さんはアドバイスしています。

扱う金融商品のラインナップ

証券会社で特に異なるのは、扱う金融商品のラインナップです。

例えば特定の手段で資産運用を始めたくても、ラインナップに含まれていなければ始めることはできません。

相談に行っても対応できないので、必ず事前に確認してラインナップに含まれているのか確認しましょう。

もちろんラインナップに含まれていても、それぞれで細部のサービス内容は異なります。

同じ投資信託でも様々な部分に違いはあるので、始めるときにはホームページで調べたりパンフレットなどの資料を取り寄せたりしながら、サービス内容を比較し自分の理想に適しているか検討して決めてください。

それぞれの会社で異なるのは、取り扱うラインナップだけではありません。

取引に必要な手数料も、証券会社によって全く異なるので比較が重要になります。

手数料は金額でもかなりの差があり、例えばある会社では1回1,500円に設定されている一方、別の会社では1,000円になっているケースがあります。

この場合は1回1,000円の会社を選べば、取引をするたびに500円安くなるのでお得です。

株式投資などで資産運用をしていると手数料を取られるケースは多々あるので、例え数百円の違いでも塵も積もればかなりの金額になります。

支払う手数料は利益の中から払い続けることになるので、高いとそれだけで資産を減らしていることにも繋がります。

比較して安い手数料の会社を選ぶことは非常に重要なポイント

ですから比較して安い手数料の会社を選ぶことは、非常に重要なポイントと言えるでしょう。

しかし手数料は必ずしも1回ごとに必要になるわけではなく、定額制を採用している会社もあります。

1日の手数料が特定の金額に始めから決められている会社なら、他より1回が高くても却ってお得になるケースはあります。

例えば1日に何度も取引を行うデイトレードで資産運用をしたい場合は、1回ごとに払うより1日の金額が始めから来あっている方が節約できるでしょう。

手数料を支払う条件は必ずしも1回ではないので、自分に合ったスタイルで節約できることが重要です。

証券会社の手数料を比較するときには、必ず金額だけではなく発生する条件も確認しながら、少しでも節約できることをポイントにして選ぶことが大切になります。

ラインナップと手数料は選ぶときに重要な要素ですが、その他にも様々なポイントはあります。

特に注意しておきたいのは、証券会社が得意とする強み

特に注意しておきたいのは、証券会社が得意とする強みです。

IPOに強かったり情報提供に強みがあったりと、それぞれの会社によって力を入れている部分は全く違います。

サービス内容で強みがある部分が違えば、自分の理想とマッチしていないと不満を持つ原因になるでしょう。

資産運用のパートナーに不満を持ってしまえば、情報を提供されても素直に信頼できません。

安心して成功に導いてもらうためにも、自分の理想とマッチする強み会社を選ぶようにしましょう。

このように選ぶときのポイントには、ラインナップや手数料に強みなどいろいろあります。

そのためそれぞれのポイントを比較しながら、できるだけ理想に近い会社を選びがちです。

しかし必ずしも一つの会社に決める必要はなく、複数の会社で口座を開設しても全く問題ありません。

例えば株式投資をするときと投資信託を始めるときに、別々の会社に口座を作っておくのも一つの方法です。

口座を開設し無料で利用できるサービスを活用するのも、賢く資産運用をするためには有効な方法と言えるでしょう。

まとめ

もちろん複数の口座を開設することによって、デメリットとなる部分は存在しており注意は必要です。

しかし得られるメリットも非常に多く、有利な条件を選んで取引ができたりいろいろなサービスを受けたり、役立つ情報を入手できたりします。

何よりも嬉しいメリットとなるのは、システムダウンのリスクを最小限にとどめられることも挙げられるでしょう。

安全確実に資産運用をするために、複数の口座も開設することも検討してみましょ

最終更新日 2025年6月18日