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●格安スマホの特徴について
大手キャリアのスマートフォンを使っていて通話とデータ通信を使っていて、何でこんなに高いんだろうと料金について疑問に思っている人も多いと思います。
そういった大手キャリアのスマートフォンの月額使用料に納得できないユーザーにおすすめなサービスに格安スマホがあります。
ではそもそも何故大手キャリアである三大キャリアが料金が高いかというと、自社で通信回線を持っているからです。
通信回線を持つためには、基地局や安定した通話ができるために携帯電話用のアンテナを設置するための莫大な初期投資が必要になり、さらにその基地局の整備のためにメンテナンスをし続ける必要があります。
また大手キャリアでは、人気のある最新のスマートフォン端末を優先的に販売するために掛かるお金や、他社からの乗り換えプランを行うために多額のお金が掛かるから、月額料金から徴収せざる負えなくなってます。
それに比べて格安スマホを扱う大手キャリア以外の会社は、自社で通信回線を持たず3大キャリアのいずれかから通信回線をレンタルしているため、本来通信キャリアが必要な莫大な初期投資と高額な設備維持費が掛からないため、その分月額料金を格安にできます。
他社から通信設備をレンタルして、音声通話やデータ通信のサービスを行う事業者の事をMVNOと言います。
MVNO事業者がさらに格安料金を実現できる理由に、大手キャリアのようにリアル店舗で販売せずにネットでのみサービスを提供している事業者が殆んどで、店舗の家賃や店舗で働く人の人件費が掛からない事も月額が安くなる理由です。
一部MVNO業者の中では、リアル店舗をもっている事業者もありますが少数派です。
さらにMVNO事業者は通話やデータ通信のプランでも工夫していて、大手キャリアではほとんどが高額なパッケージプランになっていてそこから選ばざる負えない所を、使わないサービスを自由にキャンセルできてその分安く利用できる組み換えが出来る業者が多い事も月額料金が安くなる理由です。
そのためMVNOでは、大手キャリアに比べて月額で3000円から5000円ぐらい安く利用できます。
●最大のメリットは月額料金が安くなること
格安スマホを利用する事による最大のメリットは月額料金が安くなる事ですが、それ以外にもメリットがあります。
3大キャリアのプランで契約した場合には、契約してから2年以内に解約するとおよそ1万円の契約解除料が必要になります。
これが俗に言われている大手キャリアの2年縛りで、MVNOのプランに契約した場合には、2年縛りをしている事業者は少数派でほとんどの事業者は1年縛り以下で、中にはいつ解約しても契約解除料が必要ない事業者まで存在します。
●月額使用料が安くて、さらに2年縛りのような長期の縛りがほとんど無い
これだけ月額使用料が安くて、さらに2年縛りのような長期の縛りがほとんど無くて、いい事尽くめの格安スマホですがデメリットもあります。
三大キャリアの場合には、それぞれにキャリアメールがありますが、そういったキャリアメールが使えなくなります。
●デメリットは、キャリアメールが使えなくなること
MVNOを使う場合にはキャリアメールが使えないため、自分でフリーメールを選んで利用する必要があり不便に感じる人もいる点です。
フリーメールの欠点は、キャリアメールよりもセキュリティ面で甘い点で、スマートフォンを使ってネット銀行などで決算や送金を頻繁に行う人は注意が必要になります。
それ以外には3大キャリアの場合は、契約すると初期設定のやり方を、店舗や電話や公式ホームページで手順を閲覧しながら、簡単に行う事ができます。
●初期設定をやり慣れていないユーザーにとっては、かなりハードルが高い作業
だけど格安スマホの場合は、アクセスポイントネームと呼ばれる初心者だと解り難い接続情報の設定なども自分で行う必要があります。
もちろん説明書があるので、その説明書を読みながら行う事は可能ですが、パソコンやスマートフォンの初期設定をやり慣れていないユーザーにとっては、かなりハードルが高い作業です。
●大手キャリアと比較すると通信速度が遅いこと
使い始めてから感じるデメリットには、大手キャリアと比較すると通信速度が遅いというデメリットがあります。
通信速度が遅くなる理由は、元々大手キャリアの使っていない余りの回線をレンタルして利用しているため、そもそもの通信速度が遅からです。
さらに人気が上がって利用するユーザーの増加によって、そもそも少ない通信回線を多くのユーザーで奪い合って利用するようになって、特に12時から18時までの時間帯に利用が集中するためデータ通信が殆んど出来なくなり、動画やアプリゲームを利用しずらくなってます。
人気のMVNOの中にはデータ通信だけでなく、通話も聴き取りにくくなる事業者もありその点がかなりのデメリットと言えます。
他には三大キャリアは通話無制限のかけ放題などのプランが始めからパック料金に入ってますが、格安スマホの場合はそういったかけ放題プランが完全オプションになっているので注意が必要です。
さらにかけ放題プランと言っても、時間無制限の完全なかけ放題では無く、5分かけ放題や10分かけ放題など1回の通話時間が決められたオプションが多いのもデメリットです。
最終更新日 2025年6月18日