お部屋の開放感を保つローベッド選び

寝室に配置するベッドにも様々なタイプがあり、通常の高さのベッドに対して高さの低いローベッドがあります。

ローベッドは通常の高さのベッドよりも足が短く、高さの低いベッドです。

低いベッドは一見、寝起きがしにくいイメージもありますが、床との距離が近いことから寝起きがしやすく、天井までの高さが十分にあることから、開放感により広々とした空間を確保することができます。

従来の日本では、畳の上に敷布団を敷いて就寝する光景が一般的でしたが、毎日押し入れに布団を片付ける手間が生じ、起床後すぐの布団が湿気を多く含むため、通気性の悪い押し入れには、カビが生えやすいというデメリットがありました。

戦後になると欧米の文化が広がり、日本でベッドを使用するご家庭が多くなりましたが、毎日の布団の片付けという手間が省け、通気性が良いという良いメリットがありながら、寝ている位置が高いことから圧迫感が問題としてありました。

しかし、ローベッドであれば床からの距離が短い構造で、寝ている位置が低いため、就寝中に圧迫感がないことが、お部屋の解放感が生まれます。

とくに都市部の1DKなどのマンションではベッドの配置でお部屋が狭く感じることが問題としてあります。

直接フレームを床に配置するフロアベッドに比べて、床との隙間が十分にあることで通気性が良いのもローベッドの特徴です。

人は就寝中に1L程度の水分が汗として出ると言われていおり、敷布団を通じて床側に湿気が停滞すると床や敷布団の他マットレスにカビが生えることがあり、アレルギーの原因になることもあります。

ローベッドは床との隙間を持ち通気性が良いので、湿気を効率的に外に逃がします。

 ベッドの下の床にはほこりが溜まりやすいため、隙間があるとモップやお掃除ロボットが通過できるため、清潔が保てる点も良い でしょう。

低いことのメリットとして子供や女性の寝返り等で転倒時に落差が低いと怪我をする懸念が低い点もあります。

大きなお部屋に2つのベッドを配置する時はシングルタイプを2つ並べてクイーンサイズとして使用したり、ダブルベッドにセミダブルやシングルサイズのマットレスを配置して、あえて段差を付けることでテレビやエアコンのリモコン収納ラックを置いたり、本やスマートホンを置くこともお洒落です。

お部屋に配置する他のインテリアにローテーブルやローソファーなど、全体的に高さを揃えると広い空間が確保でき、開放感を持ちすっきりとした空間が楽しめます。

 

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最終更新日 2025年6月18日