誰にでもあり得るiPhoneの故障と故障別の修理内容

端末の落下による画面の破損は、圧倒的なシェアを誇るiPhoneにおいて、誰にとってもリスクがある故障のケースです。

画面は強化ガラスで覆われているので、画面を下に落下すると衝撃でヒビが入ったり、最悪割れが広がって使用に支障が出ます。

画面端の小さなヒビなら使えないこともありませんが、やはり使用の度に気になりますし、何より見た目の美しさが損なわれてしまうのが欠点です。

当然ながらメーカーは画面の破損を想定しているので、修理サービスのメニューの1つとして提供が行われます。

対応はパーツの交換ですから、一度端末を分解して該当パーツを入れ替え、そして元に戻す作業内容となります。

良くある作業ということもあって、手慣れた技術者なら短時間で直ぐに終えることが可能です。

メーカー正規のサービスだと、数日から1週間ほどの時間を要しますが、スマートドクタープロなどの非正規店なら30分~1時間ほどで完了します。

※参考>>iPhone修理梅田のおすすめ業者

一見すると非正規の方が早く魅力的に思えますが、交換パーツは正規品とは限りませんから、純正品で完品のiPhoneを再び手にしたいならメーカー正規の修理一択です。

落下の衝撃が液晶にまで及んでいれば、交換作業の難易度は上がって費用もアップします。

液晶は画面の本体ともいえますから、スマートフォン端末にとっても重要性が高いパーツです。

表示の美しさが商品価値の一部になっているので、それを損なうと端末の価値は下がりますし、所有する喜びや使用感にも悪影響を及ぼします。

また、メーカーが力を入れたりコストを掛けている部分でもあるので、修理を要すれば費用が高くなるのは当然です。

金額の目安は、メーカー正規だと高くても3万円台半ば、非正規店なら6万円ほどとなります。

前者は所要日数がかなり必要なので、速やかにiPhoneを直したい場合には不向きです。

一方、後者だと1時間も掛からずに直りますから、当日どころが直ぐに復旧することができます。

パーツが正規品と限らないネックがあるものの、スピード感でいえば後者の非正規店に軍配があがります。

ボタンの陥没や反応の悪さ、誤作動といったケースも同様に、基本的には該当するパーツを交換することになります。

構造が複雑な端末ほど分解に時間は掛かりますし、パーツが交換できるようになるまで分解することが不可欠です。

最新のiPhoneは技術的に進んでいるだけあって、構造が複雑でパーツは小さく、分解に時間を要することが少なくないです。

それでも、大抵のお店ならこれまで同様に短時間で対応しますし、定番の修理であれば速やかに復旧できるでしょう。

カメラやドックコネクターの交換、スピーカーの交換も定番なので、いずれかのパーツが故障しても心配無用です。

電源やホームなどのボタン類は、画面と違って正規店よりも非正規店の方がお得な傾向です。

1万円未満で済むケースは多いですし、旧モデルなら5千円以下で直ることもあります。

ドックやスピーカーも同傾向なので、万が一故障が発生してしまっても、早く安く元に戻るわけです。

比較的事例は少ないですが、振動機能のバイブレーションパーツ交換も同じくらいの金額です。

 定番中の定番、バッテリー交換はiPhoneの外装を開け、バッテリーパックを交換するだけの修理作業 です。

つまり、細かなパーツを交換するよりも難易度が低く、非常に短時間で復旧できるケースだといえます。

バッテリーそのものの価格が手頃で、作業内容がシンプルですから、1万円未満の1時間以内で作業の完了となるでしょう。

重要なのは、クリーンルームのような施設や設備がなくても、iPhoneを修理することができる点にあります。

これはつまり非正規店の参入が容易で、同時に技術やサービス、価格競争が自然に始まることを意味します。

現に店舗数は増加していますし、低価格なのにサービス品質が良いお店も珍しくない状況です。

駅前にお店があって利便性が良かったり、故障が発生しても直ぐに足を運んで直してもらえたりします。

早く直る安心感でいえば正規サービスを上回りますから、非正規店が増えていたり人気があるのも頷けます。

ただ、お店によって質が大きく異なりますし、正規保証の喪失や再発リスクなどがあるので、そういうところは念頭に置いておくことが大切です。

このように、作業内容はどのパターンであっても、原則的にパーツ交換で対応となります。

問題は水没による腐食や電気的な破損で、基板の広範囲にダメージが及んでいる場合です。

こういうケースは費用が高額になりやすく、しかもデータを維持したまま復旧するのは困難です。

高額費用とデータ喪失を受け入れる必要があるので、普段の取り扱いに気をつけたり内部的な故障発生は避けたいところです。

一番多いのは画面やボタンの破損とバッテリーの劣化ですから、あまり費用が大きくなりませんし、交換作業の所要時間は非正規店だと1時間以内で済みます。

複数箇所の破損やパーツの同時交換となると費用は上がりますが、買い換えるよりお得に済むのは確かでしょう。

最終更新日 2025年6月18日